26歳で独立し、修理工場をスタート

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吉島で立ち上げた修理工場では、まず始めにメーカー系販売店の工場からの仕事で、12ヶ月点検の作業を下請けとして確保しました。

当時の自分は、利益よりも「時間を有効に使う」ことを重要視していました。

「どうすれば、時間短縮できるだろう」とホイール、ナットの緩める順番も考えました。

そんな中、車検整備も請け負うことになりました。

当時は工場に車が2台しか入らないという制約がありました。知恵をしぼり、3人で一台の車を整備してみました。一人でやると1日がかりの作業が1時間で完了することができたのです。それからは3人で作業することにし、作業効率は三倍ほどにアップしました。

作業が早すぎる、と元請けに「手抜き」を疑われ、抜き打ち検査をされたこともありました。

「手抜き箇所は一切なく、全てきちんと行われている、手を入れなくても良いところにも手を入れている」という検査結果によって、工場への信用は格段に向上し、他社よりも優先的に車検の仕事を回してもらえるようになりました。

当時の私は「下請けから脱却したい。45歳までに作業服から卒業してスーツを着てショールームを持ちたい」という夢を持っていました。

工場をはじめて二年ほど経ち、吉島の工場が手狭になってきたこともあり、坂に新しく工場を建て、中古車販売をしようと動きはじめました。

工場の建設後、その土地が「市街化調整区域であり住宅地として設定されているため、工場建設は違法である」と発覚し、営業を開始できなくなるトラブルも発生しましたが、なんとか半年後に無事許可を得ることができました。

工場の近くに土地を借り、中古車販売を始めました。

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