どんぐりころころ

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10月も下旬に入り、肌寒くなってきましたね。

最近、朝、家を出ようとすると、いつもどんぐりが玄関に1個
コロンと転がっています。
家の近所にたくさんどんぐりの木があるので
風に押されて自然と玄関に転がってきているのですが
寝ている間に動物がやってきて置いてくれていたらいいなと
妄想をしてしまう今日この頃です。

さて、今週のお花ですが、
ぐっと落ち着いた雰囲気になりました。

活けている植物の1点は、
朱色の実をたわわに付けた「月桃(げっとう)」です。

この花の名前の由来は、花が月なり(三日月)に咲き、桃のような実をつける
その見た目からといわれています。
生姜の仲間で、沖縄では郷土料理にこの葉っぱを使った饅頭があるのだそう。
生姜の香りがほんのりする、そのお餅の名前は「月桃まんじゅう」と言うんだそうです。

緑の植物は、「メラレウカ」といいます。

オーストラリアに自生しており、乾燥に強い植物です。
瓶洗浄ブラシのような形に花が咲くのが特徴で、
ティーツリーとも呼ばれているそうです。
イギリスの海洋探検家のキャプテンクックが
柑橘系の香りがするこの葉を使ってお茶を楽しんだともいわれています。

今回活けている花器は、インドネシアの古壺。

年代物のキズや色落ちがあり、いったい何に使われていたのか。
添えられた流木も、ここまで丸くなるのにどれだけ時間がかかったのか。

花器の台に使用している、アメリカで使われていたトランク。
船や馬車に揺られてどこを旅してきたのか。

ここで、いろんな時間を経過してきたものたちの
不思議な出合いに大きなロマンを感じてくださいね。

COLUMN

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